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市町村ではじめたい

市町村ではじめたい

介護予防教室の委託

地域住民を指導者にして、効果的な住民主体の健康づくりを行います。

介護給付費の削減や介護保険料の値下げにつながる、効果的で楽しい介護予防事業を始めませんか。ポイントは、地域住民の力を借りることです。高齢化過疎化した地域でも、住民の高齢者の力を生かすことで、歩行や認知機能の改善につながる予防教室が実現します。「通いの場」を増やしたい。「参加者」を増やしたい。住民が主体的にとりくむ地域の健康づくり活動を定着させたい。そのためには、指導者を育てることが大切です。「ふまねっと運動」で、健康づくりの指導者を養成しましょう。「ふまねっとサポーター」は、一般の地域住民が取得できる、ふまねっと運動の指導者の資格です。この資格を取得すれば、地域で参加者がたくさん集まる介護予防教室や通いの場を簡単に開設することができます。

ふまねっと教室の効果測定項目

  1. 生活の質は、厚労省の基本チェックリストを元にしたオリジナル版を使用します。
  2. 幸福度は、10段階の厚労省モデルを使用します。
  3. 主観的健康観は「あなたの現在の健康はどうですか」に5段階で回答します。
  4. 歩行機能は、厚労省の介護予防マニュアルにあるTUGを使用します。
  5. 認知機能は、北海道大学保健科学院の村上新治教授が開発したタッチエムと呼ばれる「頭の健康度」測定器を使用します。
  6. うつは、Geriatric Depression Scaleと呼ばれるうつのスクリーニングテストを使用します。

歩行機能10%改善が目標です。

歩行機能は、厚労省の介護予防マニュアルにあるタイムアップアンドゴーTUGという測定方法を使用します。4週間から6週間で歩行タイムが10%改善するのが目標です。歩行機能が低下している人ほど、改善効果は大きくなります。

ふまねっと式TUG測定例

うつの予防効果がわかります。

  1. 教室の前後で、GDSと呼ばれるうつのスクリーニングテストを行います。
  2. このテストは15問の質問に答えることで、うつ傾向の有無を調べることができます。
  3. 得点が6点以上の場合はうつ傾向、10点以上の場合は大うつ傾向と見なされ医療機関の受診がすすめられます。
  4. ふまねっと運動の前後で得点が下がればうつの発生リスクを低下させた(予防効果があった)と考えます。
ふまねっと教室の様子(北海道旭川市)

 

認知機能10%改善が目標です。

認知機能の改善効果は「タッチエム」のレポートで確認します。「タッチエム」は、2004年に北海道大学保健科学院の村上新治教授(当時)が開発した認知機能を測定する器械です。

「タッチエム」認知機能テストの紹介

高齢者の住民が指導者となって委託教室の運営を担当します。

  1. 市町村の委託教室では、市町村に在住する高齢者が指導者となってふまねっと教室を担当します。
  2. 高齢者の指導者を養成するために、認定NPO法人ふまねっとが講演会や講習会を開催します。
  3. 講演会では、市民を対象にふまねっと運動の目的、効果、意義を説明して体験会を行います。
  4. 講習会では、市民を対象にふまねっとサポーターという指導者資格を取得するための講義と実技の講習を行います。
ふまねっとサポーター講習会(平成23年10月29日、網走市)

高齢者の指導者が活動組織を設立します。

  1. 市町村の委託教室を開催し、安全に、楽しく、効果的に運営していくために、ふまねっとサポーターになった市民が活動組織を設立します。
  2. 認定NPO法人ふまねっとが、市町村にふまねっと教室のリーダーを養成します。
  3. 認定NPO法人ふまねっとは、リーダーを通じて各市町村のふまねっとサポーターの研修を行います。
  4. 研修は、オンラインを利用して全国各地のふまねっとサポーターと交流しながら行います。
高齢者地域住民主体の健康教室(陸別町、平成24年2月)

孤立や孤独を防ぎます。

  1. ふまねっとサポーターの活動組織はボランティア活動に取り組み、地域でふまねっと教室の数を増やしていきます。
  2. ふまねっとサポーターが、地域のサロンや町内会、シニア団体などでふまねっと教室を行うことで仲間づくりにつながります。
  3. 地域にふまねっと教室が広がることで仲間づくりが進み、孤立や孤独を防ぐことができます。
  4. 地域の孤立や孤独をふせぐことは、コミュニティーの力を高めることにつながります。
北海道教育大学公開講座いまの様子

健康づくりで共生社会を実現します。

  1. ふまねっと教室には、高齢者や障がい者も健常者と一緒に参加できます。
  2. 子どもや保護者も参加できます。
  3. 日本語がわからない外国人も参加できます。
  4. 要介護認定を受けた高齢者も、認知症の人も参加できます。認知症基本法の共生社会が実現します。
  5. 誰もがプレイヤー(参加者)になることができ、誰もがサポーター(支援者)になることができます。
女川町地域支えあい体制づくり事業でふまねっとサポーター養成

研修プログラム

現在活動しているふまねっとサポーターの人数、経験年数を考慮し、地域の実情に応じて必要な研修会をオーダーメイドで実施します。既に養成されている人材の有効活用、行われている運動プログラムとの共存や連携を重視して相乗効果が高まるように取り組みます。

事業計画作成コンサルティング
地域の実情にあわせて情報収集を行います。
過去の取り組み、課題とご要望に応じて、住民主体の健康づくりに必要な人材を養成するための事業計画の作成をします。
基本の確認フォローアップ
ふまねっと運動の基本をサポーター全員で確認して共有します。
安全で楽しく効果的な教室を実施するために、基本指導技術を繰り返し復習します。
ステップ計画の作成
教室参加者のレベルにあわせて、満足度が高く効果的なステップ計画の作成方法について学びます。
虚弱な方の指導法
認知症、杖、障がいを持ち配慮が必要となる参加者への声がけや心がまえについて学びます。
教室参加者に個人差がある場合の指導方針を学びます。
サロン型教室の運営
参加者10人以上、ネットが複数枚になる場合の指導方法について学びます。
ネットのレイアウト、円滑に進行するためのサポーターの役割分担や進め方のポイントをお伝えします。
感染症予防型教室
感染症予防のガイドラインに沿った教室の運営、指導方法などを学びます。
感染症予防対策に努めながら、教室を盛り上げて楽しく進行するためのポイントをお伝えします。
教材の活用方法
教材の使用方法を実技研修します。ステップ集や音楽CDの効果的な活用方法について学びます。
サポーター自立組織化
地域で活動するサポーターの組織づくりを支援し、自立して活動を継続していくためのエンパワーメントを行います。
リーダー選出、連絡網の作成など、組織化に向けての体制を整えます。
サポーターミーティング自主練習会の進め方
定期的なミーティングや自主練習を行うために必要な手順を研修します。
ミーティングと自主練習会の内容、計画の立て方、進め方について学びます。
健康教室開設運営
ふまねっと教室を開設し、運営していくための準備を行います。
個人情報の取得と管理、インフォームドコンセント、保険の手続、名簿の作成、教室の目的、対象、計画を立てて参加者募集チラシの作成を行います。
サポーターの連携と協力構築支援
サポーター同士が協力して円満に活動を継続するために必要なコミュニケーションスキルを学びます。
サポーター組織内での共同歩調を構築します。
活動組織づくり代表や役割分担選出のサポート
通いの場などの教室を開設して運営するために必要な「活動組織」づくりをお手伝いします。
仲間と上手に役割分担をして教室を継続するためのポイントをお伝えします。

はじめにふまねっとサポーターが誕生するまでの人材養成を行います。

STEP
「担い手づくり講演会」

市町村内の住民を集めて「講演会」を開催し、ふまねっと運動の目的、効果、楽しさを学び、体験します。住民が自主的に活動に取り組む方法を紹介します。

STEP
「指導者資格「ふまねっとサポーター」を取得するための講習会」

ふまねっとサポーター講習会で、ふまねっと運動を安全に楽しく継続するための指導方法と、ふまねっと運動の効果を学びます。ふまねっと運動の指導資格を取得します。

STEP
「スキルアップ研修会」

同じサポーター仲間と一緒に活動組織をつくります。基本の復習、役割分担、指導計画の作成、教室の運営方法について研修します。

お申し込みの流れ

1
まずはお気軽に
お問い合わせ下さい。
経験豊富な講習会の講師よりご連絡いたします。

2

ご要望を伺います。
目的、対象、人数、年次計画、内容、日程、
場所について要望を伺います。

3

事業計画案を作成いたします。
事業計画のご案内、ご説明をいたします。
必要な資料、お見積書をお送りします。

4

ご契約をお願いいたします。
契約完了後、必要なチラシ、実施要項等を
お送りします。