令和4年度(予備費)独立行政法人福祉医療機構「生活困窮者等支援民間団体活動助成事業」の内定を頂きました。
本法人は、独立行政法人福祉医療機構より、令和4年度(予備費)「生活困窮者等支援民間団体活動助成事業」の内定を頂きましたので、ご報告申し上げます。予定している事業は、「ふまねっと運動の訪問教室事業」、「イチゴ教室事業」、「おやつの会」とボランティア人材の養成です。
「ふまねっと運動の訪問教室」で健康づくりと仲間づくりを行って孤立を予防する。
「すでに孤立してしまっている人」への対策は、難易度が高く専門的な手続きが必要となるので一般の地域住民は手が出せない。そのため本事業では、「まだ孤立していないが孤立するリスクが高い人」、すなわち、生活困窮者、要介護状態にある高齢者、独居高齢者を対象に、訪問教室を行ってグループ体操を行い、仲間づくりをとおして孤立を防ぐ活動にしたい。
訪問教室の目的は、初対面の人とすぐにハイタッチが生まれる「ふまねっと運動」とよばれるグループ体操を行って孤立を予防することにある。
「ふまねっと運動」は、あみを踏まないようにゆっくり歩く運動で、高齢者や障がい者が参加できる易しい運動である。一緒に体を動かしたり、失敗したりすることで参加者の緊張がほぐれると、警戒心が和らぎ挨拶などの浅い親交からプライベートに関する相談までゆるやかに信頼関係を広げていくことができる。その結果「友達」や「おつきあい」が生まれる。
申請団体は、対象地域の行政機関、地域包括支援センター、社会福祉協議会、民生委員の協力をあおぎ、自治会(町内会)、老人クラブ、高齢者福祉施設、医療機関、自主サークル等から要望を募集して「ふまねっと運動」を実施する。コロナ禍で感染症のリスクが高い場合は、オンラインで実施する。