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お知らせ

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孤立を防ぐイチゴ教室とおやつの会(WAM助成)の報告書が完成しました

2022年度独立行政法人福祉医療機構(WAM)の助成により実施した「孤立を予防するイチゴ教室とおやつの会」の事業報告書が完成しました。

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報告書内で紹介できなかった、「ご協力いただきましたイチゴ教室スタッフの皆さまからのコメント」をこちらで紹介しています。

助成事業の概要

自殺や孤立死、不登校やいじめなどの「悲劇」は、「地域」や「学校」や「家庭」とよばれる身近な「場所」で発生しています。それは、私達の目の前でおきているのです。つまり、今日の私達は誰もがこれらの「悲劇」を発生させるひとつの「原因」であることからのがれられなくなっているのです。
これらの「悲劇」を防ぐためには、他の誰でもない「私」が「原因」であることを自覚し、いいかえれば「加害者」であることに気づき、適切な行動をおこさなければなりません。無関心こそ、最も深刻な暴力であるといえるでしょう。
そのような危機感をもとに、認定NPO法人ふまねっとは地域の人が「出会い」、良好な関係を築き、親密な交流を継続していけるような「仕掛」をつくることを目的として「イチゴ教室とおやつの会」を開始しました。
「イチゴ教室」は孤立を防ぐための「仕掛」です。午後1時から地域住民を対象に10名ほどでふまねっと運動とよばれる体操を行います。ふまねっと運動は、参加者に自然な交流を生みだす力を提供します。午後3時から5時までは、子どもを対象に「学習支援」を行います。小中学生が学校の宿題や家庭学習を持ってきて、大学生がそれを見てあげるのです。「学習支援」は子供と大学生の両方に、やさしくほほえましい「交流」の機会を提供します。
この他に、ふまねっと運動の楽しさを知ってもらうためにアウトリーチ型の「訪問教室」を行いました。そして、関係団体と連携を測るために「おやつの会」を設立しました。願わくば、これが子ども、学生、高齢者の孤立を予防するちっちゃくてあまい「仕掛」になってほしいと期待しています。

  1. 訪問教室

    ふまねっと運動を体験してもらうために訪問して行う教室です。高齢者や障がい者、生活困窮者など参加者の交流や友だちづくりを促進し、信頼関係を築くことを目的に行われました。札幌市と北広島市内の福祉施設や学校、地域団体やサロンを訪問しました。

  2. イチゴ教室

    午後1時から5時までの教室を行うところから「イチゴ教室」と名づけました。「認定NPO法人ふまねっと」と「NPO法人地域のあそび場ゆとりの」の事務所を利用して、地域住民を対象に、グループ体操「ふまねっと運動」と「学習支援」を行いました。

  3. 実行委員会とおやつの会

    北広島市役所、札幌市白石区社会福祉協議会、北広島市にし高齢者支援センター、北海道千歳リハビリテーション大学、北星学園大学の有識者の協力をあおぎ、本事業の目的、計画、成果を検討する実行委員会を行いました。また、「イチゴ教室」を担当したスタッフが中心となって、運営に必要となる連携会議「おやつの会」を行いました。

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